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富山県滑川市講習会2023春

2023年3月26,27日

富山県滑川市の小中学生を対象に講習会を開きました!

26日午後、27日午前の部、午後の部と3回に分けて計57名の小中学生に参加していただきました!ありがとうございました!!

テーマは「目標と目的」。何事も目標と目的を持って取り組めると上達するし充実した時間になると思います。

①高さをきそえ!ペーパータワー

 班に分かれてコピー用紙5枚、セロハンテープ、ハサミを使ってテーマにあった作品を作ってもらいその記録を競うというゲームです!半分の班はテーマ①「落とした時の床からの高さを高くする」、もう半分の班はテーマ②「落ちるまでの時間を長くする」で製作しました。記録測定の前に製作中に出た課題とその解決方法を班ごとに発表してもらい、実際に体育館の2階から作品を落としてみて記録を測定しました。

 「目的と目標」について両者の違いと関係性を理解することを目的としました。今回のワークでは、「目的」はそれぞれのテーマ(落とした時の高さを高くするなど)、「目標」は製作中の課題(細長いと落とした時に倒れてしまい記録が下がるなど)から生じた目標(倒れない作品を作るなど)に相当します。

②ウォーミングアップ

動的ストレッチ、ライン上鬼ごっこ、氷鬼で体を温めながら楽しみました!

③目標を立ててノックしよう

ストレートロブのノックをし、高さと狙いの正確さの2つの観点から評価しました。その結果を踏まえて次の目標を立てそれを意識しながらロブを打つことを目的に行いました。具体的には、

高さ:コートの奥にラケットを持って手を挙げて立ってもらいその上を通過したかどうか

落下位置:決められた枠の中に入ったかどうか

の二つについて、10球中何球が成功したか記録しました。

1回目は目標を立てずにノックしましたが、2,3回目は目標を立ててから望むことで、何を考えて打つかを意識することができました!!具体的に記録をとることで自分の現状を正確に知ることができ、かつ目標も立てやすかったと思います!

②シャトル飛ばし選手権(写真2,3枚目)

4,5人班に分かれて、プラスチックシャトルに紙、シャトルの筒、紐などを貼りつけるなどの工作を施し、完成した作品を投げ、その飛距離を競争しました。作成する中で何度も試行を繰り返し、その反省から作り直してもらうことで、課題解決の一つの方法としての「試行錯誤」を体験してもらいました。また、4,5人というグループで話し合うことでお互いの知恵を持ち寄って、よりよい作品を作ろうと活発な議論が起こることも目標にワークを行いました。作成の中でうまくできないことや難しいところもあったようでしたが、話し合いや試行を通して完成させるプロセスを経験してもらうことができました!

また、たった3回の中でも1回目よりも2,3回目の方が良い記録が出た人が多く、成長を感じて楽しんでもらえました!!

③バドミントンワーク(写真5枚目)

このワークはスマッシュ班とロブ班に分かれて行いました。両者に共通するのは「相手の立場になって考える」ということです。スマッシュ班は、どこに打てば「いいスマッシュ」になるのかを、スマッシュを打つ側ではなくレシーブする側の立場になって考えました。一方、ロブ班はロブを打つ側ではなく、スマッシュを打つ側の立場になって考えてもらいました。相手の立場を自ら体験することで、どこに打つのが良いのか、実感を持って考え、有意義な気づきを得てもらえました!

​講習会全体を通して

 今回のテーマは「目標と目的」。何事も目標と目的を持って取り組むことで、より早く上達するし充実した時間になるのではないかと思います​。講習会を通して、それを感じるきっかけを作れていたら幸いです。参加してくださった皆さん、それから開催にあたりご協力いただいた関係者の方々、ありがとうございました!

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